【インタビュー】「自分が唯一ヒーローになれる場所」…『BUSHIDO RIDE』株式会社ブリブザー 具志堅 秀栄 & 喜納 正博

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ゲームクリエイターの熱い想いとこだわりを探り出す「中の人に会いに行く」企画。今回紹介するのは株式会社ブリブサー「BUSHIDO RIDE」制作者の具志堅さんと喜納さんです。

BUSHIDO RIDEとは?細部まで作りこまれた高品質な3Dグラフィックが魅せる「和」×「近未来」の世界を描いた3Dレースゲーム。

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伝統的な甲冑の格好良さと、SF的な未来の統合

ーー平:早速、「BUSHIDO RIDE」のお話を伺いたいのですが、
そもそもこのゲームを制作しようと思ったきっかけや理由はどのような事でしょうか。

具志堅:社内コンペがありまして、その中で3Dを活かせる企画として「BUSHIDO RIDE」の制作が決まりました。

ーー平:その中で一番こだわったのはどこでしょうか?

具志堅:システムとしては疾走感とトリッキーなアクションをこだわりました。またデザイン面では和の格好良さと、SF統合を目指した世界観になります。

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ーー平:お二人にお伺いしたいのですが、こういったゲームの制作に携わったきっかけはどこからでしょうか。

具志堅:小学の頃に「スーパードンキーコング」にハマっていて。それからずっとゲーム会社で働くのが夢でした。ご縁があって二年前から弊社で働かせてもらっています。

平:喜納さんはどうでしょうか。

喜納:ゲームは幼稚園に入る前からずっとやっていました。ゲーム自体は好きだったのですが…大学はとりあえず情報系の大学に行って、そこで初めてプログラムを習ったんです。でも難しすぎてプログラマーにはなれないな、と思いまして。そこでゲーム関連は無理だなと思って試行錯誤していたのですが、結局就職に失敗して沖縄に帰ってきました。

東京に行きたいなと思っていた時に、沖縄のITの新人育成プログラムがあって受かったんです。そこで色んな事を二ヶ月くらい経験して、いまの弊社の社長ともその時に面接をしてもらいました。大学の頃にチームでUnityを使ってゲームを一つ作ったという話をしたら、じゃあうちにおいでよ、会社に誘っていただきまして。そこで初めてゲーム制作をやりました。

モンハンが好きで8000時間くらいやっていた

ーー平:おふた方が今注目しているゲームなどはありますでしょうか。そもそも最近ゲームをやっていますか。

具志堅:ずっとハマっているゲームが「クラッシュロワイヤル」というタイトルです。僕はアクションが好きなので、クラッシュロワイヤルの様なジャンルは苦手だったのですが喜納さんに追いつくためにプレイしていたら、いつの間にかハマってました。負けず嫌いにはオススメです。操作性やゲーム性がしっかりと作られており、プレイヤーのみならずクリエイターとしてもおすすめのゲームです。

ーー平:喜納さんはいかがでしょう?

喜納:学生時代に、ストリートファイター4を1年間の合計で1000時間ほどやっていました。計算すると、一ヶ月くらい程不眠不休でゲームしていますね。そこから、格闘ゲームにハマり始めました。

具志堅:話を聞いていて喜納さんと似ていると思ったのが、自分もモンハンのタイムアタックがめっちゃ好きでやっていて、8000時間くらいやっていました。喜納さんもガチプレイヤーなんですよね。

ヒットゲームへの挑戦と歴史に傷跡を残すゲーム作り

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ーー平:お二方にお伺いしたいのですが、今後どのようなゲームを作っていきたい、というものはありますか。

具志堅:実績が欲しいですね。会社を代表する様なヒットタイトルに携わりたいです。また技術も必要になってきますが、自由度の高いアクションゲームにも挑戦したいと思っています。

ーー平:ありがとうございます。喜納さんはいかがでしょう。

喜納:自分は頭がおかしいゲームが作りたいですね。具志堅さんはヒットしたいって言うのですが、僕はヒットしなくても良いから、何か歴史に傷跡を残したいです。ああ、あのゲームを作った人ね。みたいな感じのゲームが作りたいですね。自分の中で、ここ最近一番衝撃的だったのが「Plug & Play」というゲームです。久しぶりに無心になれたゲームでした。評価を見たら賛否両論で、シュール向けだとかアダルトだとか色々とありましたが、「好きなゲームはなんですか?」と聞かれたら、ストリートファイターの次くらいにPlug & Playがきますね。

具志堅:ゲームといえど商品として出す人は多いので、日本市場を狙って、こういうのが来るだろう、と。やっぱりそうなると、どこも似たような感じに見えてきたりするんですが、それがPlug & Playは、なんというか…。

喜納:なんというか、このユーザーだけ好めばいい、というような形ですかね。あれはちょっと自分には考えられない世界観かな。ゲーム性も、一度目は無心でプレイし、二回目からは、こうやるとローカライズでなくても出来るな、なんて色々と勉強になる部分もありました。

新しい体験が出来るのがゲーム

ーー平:質問といては最後になるのですが、お二方にとって「ゲーム」とは何でしょうか?

具志堅:「数字と映像」だと思います。

喜納:それはちょっと楽しめなくなります。

具志堅:ゲームはボタンを押して映像をほとんど見るだけなんですが、何故そう思わないのか、それはクリエイターが独自の世界観を表現し新しい体験をプレイヤーに提供してるからだと思います。どうしてもゲームにハマってしまう人とか、戻ってくる人って、普段体験できない物がゲームにはあるのではないかと思います。

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喜納:具志堅さんから見ると、ゲームは全部0と1ってことですか。

具志堅:まあ追求したらそうなのかなと。でもそう思わせないような、新しいゲーム体験。自分が唯一ヒーローになれる場所がゲームの醍醐味ではないかと思います。

ーー平:現実世界では越えられない壁みたいなのを。喜納さんはどうですか。

喜納:ゲームは人生です。ゲームは作っていますけど、するほうも好きなので。もし今後将来的に、ゲーム制作じゃなくて別の仕事に関わったとしても、ゲームは一生やり続けると思います。たぶん80歳とかになってもずっとやっていると思います。今日はゲームしないで寝るぞ、と思っていても、気がついたらプレステ4の電源が入っているとか。

ーー平:完全に習慣になっちゃっていますね。

喜納:習慣ですね。あとは本当に格ゲーをやっていて集中している時とかは、通勤中とかもこのコンボ繋がるとか、この選択肢いけるんじゃないのか、というのを頭の中で想像して、スマホでメモって、帰って実践して、うまくいったら動画をYouTubeにアップしたりしています。

ーー平:アスリートですよね、ゲームも突き詰めた人は。コンマ何秒の世界でどう動いたらどうなるか、みたいな。

喜納:そうですね。最近e-Sportsが結構流行ってきているので、本当にスポーツ化していって欲しいなと思っています。個人的にも。

ーー平:そうですね。格ゲーはその中でもすぐにe-Sportsの土台としては入りそうですよね。質問としては以上となります。本日はありがとうございました。

【制作者プロフィール】
Bushido
株式会社ブリブサー
具志堅 秀栄(ぐしけん しゅうえい)※写真左
1985年生まれ。高校卒業まで沖縄に在住。宝塚造形芸術大学にてゲームを専攻し、2014年2月から株式会社ブリブサーに入社

喜納 正博(きな まさひろ)※写真右
1990年生まれ。小学校から高校卒業まで沖縄に在住。大学にてソフトウェアサイエンスを専攻。卒業後、沖縄に戻り、2012年9月からアプリ開発に関わる

 

▷BUSHIDO RIDE
iOS:https://itunes.apple.com/jp/app/id982096830?mt=8
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.bribser.bushidoridehd
▷公式HP:http://bribser.co.jp/

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