マジック・ザ・ギャザリング(MTG)の世界規模の大会「グランプリ京都2015」リポートとフォーマットについての解説

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MTGグランプリ

4月17日(金)~19日(日)まで、京都パルスプラザにて開催されたマジック・ザ・ギャザリング(以下MTG)の大規模な大会「グランプリ京都2015」が開催されました。
上位には賞金の出る大会であり、MTGプレイヤーなら誰でも参加できるグランプリは、開催されるごとに参加人数が増えています。
今回開催されたグランプリ京都2015の参加人数は2000人弱と前回に比べ参加人数が少ないですが、フォーマット(大会の開催形式)が「レガシー」というもので、今まであまりメジャーではなかった方式で開催された為です。

では、今回はグランプリ京都の様子を紹介しながら、MTGのフォーマットについてわかりやすく説明してみたいと思います。

フォーマットってどんなものがあるの?そもそも何?

グランプリ風景

簡単に言えば、使えるカードの種類が違います。

一番ポピュラーで大会も頻繁に開催されているのが「スタンダード」。最新のカードセット6つの中でデッキを作ります。カードセットとはカードパックの種類と同じと考えてもらえるとわかりやすいかもしれません。
カードの種類はだいたい2000種類ほどになります。
スタンダードでは、最新のカードを使用するため一定の期間ごとに古いカードが使用できなくなります。
これをローテーションと呼びますが、この制度だけを聞くと「ずっと新しい製品を買わなければいけない」「MTGはカードが使えなくなるからお金がかかる」といったイメージを持たれがちです。
もちろん、すべてのカードがいきなり使えなくなるわけではなく、古いカードセットだけですが、今持っているカードはいつか「スタンダード」では使えなくなる日が来ます。
しかしこれは、古参のプレイヤーと初心者プレイヤーの差を埋める為のルールだと考えてください。このカードのローテーションがなければ、昔からやっている人はたくさんのカードが使えて、初心者は今のカードしか持っていない。つまり使えるカードの幅に差ができてしまい、いつまでたっても初心者は勝つことができない状態になりかねません。
ローテーションがあることで、新規プレイヤーも古参のプレイヤーも使えるカードの差が少ない状態になるのです。
逆に考えると、いつでもプレイヤー全員が同じカードの種類の中で戦うので、始めやすいと言っても過言ではありません。

また、「スタンダード」で使えなくても別のフォーマットである「モダン」や「レガシー」などでは使用できるので、二度と使えなくなるわけではありません。

「モダン」というフォーマットは、2003年7月移行に発売されたほとんどのカードが使用可能なフォーマットです。今売っているカードももちろん使える上、「スタンダード」のように使えなくなるカードはほとんどありません。(強力すぎるカードは禁止カードになり、使用できません。)
最近MTGを始めた人の中で、持っているカードがそのままずっと楽しめるフォーマットとして人気があります。

そして今回のグランプリで適用された「レガシー」というフォーマットは、今まで発売されたMTGのカードすべてがほぼ使えます。(こちらも強力すぎるカードは禁止カードです。)
MTG黎明期から遊んでいたプレイヤーが、自分の持ちうるカードと知識を駆使して戦う自由度の高いフォーマットとして、人気があります。
しかし、昔のカードは当然入手しづらく、中古で購入する場合でも1枚で数万円するようなカードがどうしても必須になることが多いので、新規プレイヤーが参入しにくい環境です。
それでも、「MTGを一生遊びたい」「自分の考えうる最高のデッキで勝負したい」といった熱心なプレイヤーは多く存在しており、そういった背景から今回の「グランプリ京都2015」は開催されました。

グランプリ本戦以外にも当日遊べるサイドイベントがたくさん!

イベント風景

レガシープレイヤーが世界中から2000人弱集まったことで、会場はとても賑わいましたが、それ以外の大会も会場内で行われています。
スタンダードはもちろんモダンなど、様々な大会が随時開催され、MTGプレイヤーなら誰が行っても1日中遊べるイベントになっていました。

次回は千葉で開催予定のMTGのグランプリ。
残念ながら本戦受付は終了していますが、サイドイベントや物販を覗きにプレイヤーの方も、興味のある人も行ってみてはいかがでしょうか!

MTG公式シャツ

(筆者はMTG公式のライターもさせて頂いています。)

■マジック・ザ・ギャザリング日本公式ウェブサイト:http://mtg-jp.com/

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