世界観が深すぎる名作RPGフリーゲーム「Ruina」

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フリーゲームの中でも指折りの完成度を誇るゲームが「Ruina 廃都の物語」です。
公開されたのは2008年と少し前になりますが、細部まで練り込まれた設定が魅力の名作フリーゲームです。
ふりーむ!第四回ゲームコンテストでは最優秀賞を受賞し、今でも強い支持を得ています。


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スキルを駆使して道を開け

TRPGやゲームブックに近いシステムが特徴の一つです。
プレイヤーの選択によって物語を切り開きながら、小説を読んでいるかのような感覚を味わうことができます。

Ruina

基本的に、マップ上の◎を選択して探索を進めていきます。
最初は小さなマップですが、選択することで少しずつ探索できる範囲も広がっていきます。
舞台も村の洞窟やエルフの住む森、ドワーフたちが闘争する塔など、ファンタジーの王道が勢ぞろい。

マップによっては謎解き要素もあるため、作業感もなく探索を進められるでしょう。
場所によってモンスターと遭遇したり、鍵のかかった宝箱を見つけたりとさまざまなイベントが起こります。

イベントで経験値を稼げるため、戦闘を重ねてレベル上げに励む必要もありません。
さらに、一度の探索で多くのイベントをこなせば、その分大量の経験値を入手できます。
どのルートを使い、どのような選択肢でダンジョンを探索するのかがカギになってきます。

戦略的な探索に欠かせないのが「スキル」でしょう。
鍵付きの扉を開けるには「盗賊の技」が役立ちますし、「危機感知」や「機敏」があればモンスターの気配を察知し、隠れてやりすごすことも可能です。

Ruina

主人公のほかに二人の仲間を連れていけるため、探索に役立つスキルを考えてパーティを組むのも一つの手です。

実用か好みか? 悩むパーティ編成

仲間は全部で10人います。
とくに女性キャラクターはメイド忍者からツンデレ獣人、野生児の女の子まで個性豊か。
他にも普通に見える傭兵は露出狂だったり、メガネの女学者は腐女子だったりとどのキャラクターもぶっ飛んでいます。

キャラクターには好感度システムが採用されていて、一緒に冒険するほど好感度が上がります。
イベントだけではなくエンディングにも反映されるので、どのキャラクターをメンバーにするか迷いますね。

それだけではありません。仲間にしたキャラクターとは会話が楽しめますし、組み合わせによっては掛け合いもしてくれます。
マップによっては特別な会話も用意されているので、お気に入りのキャラクターを連れてさまざまな場所を探索するのも楽しみの一つになっています。

Ruina

スキル重視で編成するか、あるいは好みのキャラクターで固めるか。どちらを取るか迷うところです。

伝承、小説のような雰囲気

「Ruina 廃都の物語」は、主人公が村のはずれで洞窟を見つけたところから始まります。
仲間と共に探索をしたその晩、洞窟から魔物が押し寄せました。
村は襲われ、混乱に巻き込まれます。しかし、それも冒険のはじまりにすぎないのでした。
小さな村から国・世界へ、現代から古代へと、場所や時間を超えて広がっていくストーリーが大きな魅力です。

「Ruina」はストーリー全体がしっかりとした文章でつづられていきます。
場所や人物、主人公の感情の描写が細かく書かれているため、物語を読むようにゲームを楽しむことができるのです。
仲間に留まらず、悪役にも魅力的なセリフが多いため、ファンから強い支持を得ている敵キャラクターもいます。

「……よくぞ目覚めた、独り仔よ。我等は汝を待っていた。
――遠き調べを聴くがいい。廟に臥したるすめらぎの、呼ばわる声は汝が為。
遠き調べを聴くがいい。河岸をさまよう独り仔の、帰りを待ち侘ぶ地の声を。
此岸は汝の故郷にあらず。参れ奈落のこつぼへと。始祖のくびきを砕くがいい――!」

これは序盤の敵のセリフですが、もちろん全てがこのような難しい文ばかりではありません。
ほとんどはわかりやすく書かれているのでご安心ください。
しかし、この時点でグッと来る方もいるのではないでしょうか?
全体的に民俗学や伝承のような雰囲気が漂っているため、そういった作品が好きな方にはおすすめです。

自由度の高いキャラメイク

主人公は出身や性別、顔のグラフィックも自由に選ぶことが可能で、名前も好きなものをつけることができます。
とくに出身は重要なポイントです。出身によって固定のイベントが用意されており、エンディングにも関わってきます。
さらに、それぞれの固定イベントを見ることで、共通シナリオで描かれるストーリーを深くまで理解することができるのです。
また、魔法型の「神殿の孤児」「賢者の弟子」、物理型の「騎士の嫡子」「罪人の遺児」などプレイスタイルも大きく変わってきます。

プレイスタイルを左右するもう一つの要素が「称号」システムです。
出身によって適正はありますが、基本的には自由に選ぶことができます。
かなり強力なステータス補正がかかるため、終盤はパーティの主力として役に立つはず。
また、メニュー画面にも称号名が反映されるため、かっこいい気分に浸ることもできます。

魔法型の「裁きの司」、物理型の「剣聖」「君主」など種類も豊富。
ステータスの補正や覚えるスキルも変わってきます。

称号を上げるためのポイントはエンディング後に引き継ぐことも可能です。
また、一部アイテムで上昇させた仲間のステータスも持ち越すことができます。
周回するごとに主人公も仲間も強くなっていくため、何度も繰り返しプレイすることで、それぞれの出身から見えてくるストーリーを読み解く……というのも楽しみ方の一つ。
もちろん一周するだけでも十分楽しむことができるので、好みのスタイルでプレイしてみてください。

ダウンロード:ふりーむ!ダウンロードページ

繰り返し、長くプレイしたいゲーム

エンディングは主人公の出身と性別、仲間の好感度によって変わってきます。
仲間の固有イベントもあるので、好きなキャラクターを極めてみるのも楽しいかもしれません。

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